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弥生の花嫁さん

弥生の花嫁さん

 春の気配が漂いながらも、肌寒かった3月の終わり、レストランル・ブランから新しい3組のご夫婦が誕生いたしました。

 年齢も環境もキャリアも全く違う3組のカップル。結婚式の内容も雰囲気も3者3様、共通点は新婦のお腹には新しい命が宿っていること、ご家族と本当に近いご親戚のみ囲まれた結婚式であったこと、そしてもうすくお母さんとなられる新婦が元気いっぱいはつらつとしていたことでした。

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                 お色直し後の記念撮影

                                  

  ル・ブランの結婚式は新郎新婦がおもてなしをする、そのことを大前提として、プログラムを組み立てます。アクションを起こす内容はカップルのキャラクターにかかっておりますが、新郎のウエルカムスピーチから披露宴がスタート。凛とした新郎をアピールして、美しく、日本女性らしい謙虚さを兼ね備えた花嫁とのご夫婦はご家族、ご親戚から拍手喝采。そして、シャンペングラスの重ねた音の後にル・ブランのオードブルと続いてお食事が始まります。

 ル・ブランの結婚式には、マニュアルは要りません。人生の節目であるけじめと感謝と感動の3Kがル・ブランの結婚式の柱。その柱に沿った結婚式ができるようにお手伝いするのが私の最大の役目と思っております。そして上品な結婚式であることは絶対条件。

 御2人の門出が、ゲストの皆様から最高となるようにと願って望むル・ブランの結婚式であります。

 3月31日夕刻から春雷が松本平に轟きました。(春雷は春の到来と生物たちの恵みになる雨としておめでたい)激しい雨音の中に天からお祝いの声を聞いたような気持ちがわいたのは私だけでは無かったでしょう。

 3組のご夫婦へ、末永くお幸せに。 

 

   桜

信州松本は桜吹雪が舞っています。   sakura2.jpg 

例年より早く桜前線が到着いたしましたが、花冷えと申しますか、暖かたったり、寒かったりで今日も桜の花を楽しんでいます。

3年前の平成16年3月12日、まつもと市民芸術館の東隣に移転して、ル・ブランオープンの日。その時も早咲きの桜の枝を店の玄関、店内に活けて、お客様をお迎えしたものです。

ル・ブラン周辺の桜は、芸術館の裏手にかなり大きな桜の木が数本植わっていて、みごとな枝っプリを披露しておりますし、美術館の正面、通りに1本の桜があります。毎年毎年、きれいな花を道行く人々を楽しませています。数多く桜の名所はありますが、町中の1本の桜の木も、レストランに飾られた1枝も、人々の心をうきうきさせてくれるものです。

 ル・ブランは、上高地ホテル白樺荘の直営店です。フレンチレストランの中は、どこかで自然を感じていただけるよう、四季おりおりの植物を店内に活ける努力しております。信州松本のレストランらしい、自然と共有した居心地の良い空間があらわせたらと思っています。料理も同じ、季節の食材の楽しさを味わっていただいております。

 上高地は山開きを告げる開山祭が4月27日。その頃、ル・ブランの玄関先の白いライラックが咲き始めます。

                     皆様の憩いと癒しの場所となれるよう・・・・          103_0343.JPG                        103_0344.JPG 103_0342.JPG

         ル・ブラン店内の桜 御殿場桜